創業者を語る
明治20年3月1日、八代町(現八代市)で藤永組は創業されました。 創業者である藤永寿太郎は、八代で最も名の知れた大工の棟梁であり、数多くの優秀な棟梁を育て、熊本の近代建築に貢献した人物です。また、創業当時は鉄道関係の仕事を数多く手掛けており、中でも大正初期に建設した西鹿児島駅(現在の鹿児島中央駅)の駅舎が代表的な建築物です。 創業から130余年、寿太郎の几帳面で真面目な姿勢は、代々受け継がれ、地元熊本の建築・土木業界の老舗企業としての藤永組の〈堅実経営〉の基となっています。 |
1913年(大正2年)鹿児島停車場新築工事 |
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